ようこそ、 株式会社 浜松FP事務所 です。

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金融はセンス


金融で最も大事なのはセンス(目利き)です。

私も20年以上金融の業界に携わっておりますが、これは疑いようもない事実だと思えます。


投資で儲かっている人と儲かっていない人との違いは、基本的にはセンスの違いでしょう。

知識はほぼ関係ないと思えます。

運(偶然性)は結構関係しているとは思いますが。


S&P500のETFだって、おススメされたって興味が湧かない人も多いでしょう。


要は、「投資のパフォーマンスなんてセンスで決まる!」って事です。


もうちょっと言うと、私が良いと思うモノと金融機関が良いとおススメしているモノは大事なところで真逆だと思えます。

金融の世界はゼロサムなマネーゲームですので、もし私が良いとする手法で上手くいくのであれば、

逆に金融機関がおススメする資産運用は上手くいく確率は低いのでしょう。



世界の株の平均指数に低コストで集中投資するだけで、、、。

私が良いと思う投資手法ですが、それは簡単に言えば下記の2点です。


  1. 世界で最もお金を稼ぐセクターのインデックスに、ネット証券やバンガードETF等で最小のコストで投資する。
  2. それ以外(それよりも儲からなそうな)のアセットを全て現金化して、そのお金を 1.に集中する。


では、「1.は具体的に何なのか?」ですが、これは投資リターンが将来的に最も高そうなアセットのセクターです。

私の考えでは、ある程度成熟したビジネスで、ブランド力の高い世界のトップ企業です。

ETFで近いのはVYMとかHDV等でしょう。


金融機関に支払うコストですが、多分、世界の成功者が書いている投資をレクチャーする本で、コストを最小にする事をうたっていないモノは無いでしょう。

セールスマンを通すのと、ネット証券から投資するのとで、コストは雲泥の差です。

また、セールスマンがおススメしてくるようなアクティブファンドと、ETFでも雲泥の差があります。



1.が出来たら、2.の作業をやるだけです。

これをどれだけ徹底できるか? で、パフォーマンスは大きく変わってくるでしょう。



上記のVYMでなくても、例えば、世界の株の平均指数に投資をして放ったらかしにしておくだけで、下記の様なリターンを享受できました。


  • S&P500 ・・・ +2382%/30年年換算で+11.3%
    (参照:myINDEX 円ベース 2023年8月27日の過去30年のデータ)


上記に対して、日本人の家計の資産運用での平均的な運用成績は、0.83%/年程度だと思えます。


イメージとして上記の年平均利回りをグラフにして下記に貼り付けます。

画像の説明

世界の代表的な株の平均値に投資して放ったらかしにするだけで、今までは日本人の平均的な運用成績を大幅にアウトパフォームできました。


為替的には今は2023年8月で1ドル146.4円ととても円安ドル高に振れていますので今後のリスクは高めだと思えます。

しかし、今後を長期的に考えても上記のACWIで年6%程度、S&P500で年8%程度のリターンは十分見込めると思えます。

そう考えれば、上記1.のような資産運用は今後も非常に効果的でしょう。


因みに、初期投資額300万円・毎月3万円を上記のグラフの実績のパフォーマンスで40年間運用した場合、税引き前の最終金額は下記のグラフのようになります。

画像の説明

日本人の平均的な運用成績と比べ、

ACWIは約10倍

S&P500は約20倍

の金額になります。

運用成績の違いが経済的格差に大きく影響するのだと思えます。



運用成績の差が、とんでもない経済格差を招いている。

下記のグラフからも富裕層はアメリカ株等を上手く利用して富を増やしていることが想像できると思えます。


画像の説明
(出典:リズ・アン・ソンダースのtweet


冨を多く持つアメリカ人の上位1%は、アメリカの全株式の53.1%を保有しています。

逆にボトム50%(下半分)の人達の保有分を全部足しても1%程度にしかなりません。


こういうデータを見ると、自分のお金の置き場所をアメリカ株にしておくことの重要性が分かります。



儲かっている人と、そうでない人とでは、肝心なところが真逆!

下記はアブラハムプライベートバンクさんが投資家1000人にアンケートをしたセクター別の通算成績です。
画像の説明
(出典:PR TIMES アブラハムプライベートバンク㈱さんによる投資家1000人を対象にしたアンケートデータ <調査期間>2012年5月21日~2012年6月18日)


株式投資で見ても、投資家1000人の平均が通算‐28.6%です。

同じ期間S&P500に投資していたら雲泥の差になっていたでしょう。

1000人の投資家は株式投資において縛りルールとかあったのでしょうか?


無いでしょうね。ハンデは何もないし、S&P500に投資することだってできたでしょう。

ただ単に、彼らには自分が投資した株がベストだと思えたのでしょう。


基本的に、
年10%で運用しているような人が「良い!」と思うモノを、
年1%で運用している人は、そうは思いません。

逆に、
年1%で運用している人が「良い!」と思うモノを、
年10%で運用している人はそうは思いません。

知識とかの問題ではなくて、
肝心なところで、良いと思うモノ自体が全然違うのです。
多分、真逆くらいに。

だからパフォーマンスは全然違ってきます。


また、センスは先天的なモノではなく、勉強で身に付きます。

「それって知識じゃないの?」とも考えられるのかもしれませんが、マイナスな知識(プロパガンダ)も沢山あります。

金融はゼロサムゲーム(お金の取り合い)です。

仮に、勝ち組が2割で、それ以外が8割と考えれば、勝者にとって8割の人達のセンスが悪い程、自分たちの儲けが多くなるワケです。

これだけ格差が拡大しているのが何よりの証拠ですね。

アメリカではお金持ちになるほど保有資産の割合に株式が多くなっているデータもあります。



成功者の真似をしよう!

ですから、「投資で効率良く儲けたい。」と考えた場合、最優先は、儲かっている人達と同じ方向性(センス)になる事です。

幸いなことに、ウォーレン・バフェットや等の一部の成功者は、投資のコツを公にアナウンスして頂いています。

それを真似するだけでも、長期的には年10%近いリターンは享受できると思えます。


因みにバフェット氏は、

「分散投資は無知を保護する手段だ。
 投資を理解している人にとって、分散投資は理にかなっていない。」

と主張され、プロでない投資家はS&P500に投資する事をおススメされています。


そして、それを実行されてきた人は平均的な日本人の運用成績と比べ、圧倒的に高いリターンを享受してきました。

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