ようこそ、 株式会社 浜松FP事務所 です。

''浜松FP事務所流 投資法''

使うのはQQQVYMの2つだけ


同サイトが推奨する投資手法は非常にシンプルです。

使う投資対象は2つだけ。

QQQ(グロース株のインデックスファンド)とVYM(バリュー株のインデックスファンド)をタイミングによって使い分けます。

しかも、頻繁にチェンジするわけではなく、チェンジするのは10年間で5回程度です。

もちろん「QQQVYMでないとダメ。」と言う訳ではなく、同類モノならOKです。
ただコストは少ない方がベターですね。

あと、例外的に米金利の下落局面では、一時的にEDVのような債券にチェンジするのも有効だと思えます。
ただタイミングがシビアにはなりますが。



タイミングは金利で判断!

景気と相場を判断するうえで最も重要なのは『金利』です。

景気が悪ければ金利は低い。
景気が良ければ金利は高い。

これは当たり前な事ですが、相場を把握する上で非常に重要です。

極端な話、経済のニュースなんて見る必要なし。
どうせロクなこと言わないし。
金利だけ把握してれば長期的には全然OKです。(金利の方が圧倒的に重要)




景気サイクルによる投資戦略

では金利を基に投資戦略を立てるとすると、どうすれば良いのか?

画像の説明

上記の画像を使って説明します。

左から右に時が進んでいるとして金利を見ると、
始めはずーと低金利で、途中で金利が上昇して急落して終わっています。


今は低金利で景気はそれほど良くはないのですが、今後景気が良くなると金利が上昇して行き、バブルになっていく時が来るでしょう。

バブルになれば経済の過熱を冷まそうと、国は金利を高く誘導し、金利が上がれば借金の利子は高くなるので、資金調達コストが上がって経済にブレーキがかかります。

ソフトランディングできれば良いでしょうが、今回はハードランディングのケースで説明します。

また、上記の画像の下部分に、成長株(緑)、割安株(オレンジ)、債券(紺色)と書かれた部分があります。

これは、その時点で私がベターだと考えている投資対象です。




低金利時

まず、上記画像の低金利時ですが、成長株がベターかと思えます。

金利が低いという事は、経済は悪いか、もしくはそんなに良くは無いでしょう。

そんな時でも成長するのが成長株です。

また、低金利という事は中央銀行等は基本的にハト派ですから、経済にとってはフォローの風が吹いています。

投資家はリスクオンになりがちで、より先を見て投資します。

「今はまだ収益は無いが、将来の収益は凄いだろう。」といったアセットに人気が集中しやすい環境です。

低金利の時の投機マネーは成長株に集まりがちです。


今の様に世界中が低金利で景気が良くない状況だと、市場参加者は
「成長はどこにあるの?」
といった感じで成長株に投機マネーが集中しやすくなります。


また、全体を的にこのタイミング(低金利)が最も長いです。



金利上昇時

金利が上昇するタイミングでは、成長株でなくても、普通の企業でも成長力が高くなってきます。

そうすると、投機マネーは 成長株割安株銘柄 に移り、
バリュー銘柄のパフォーマンスが成長株を上回りやすくなります。


市場参加者からしたら、
「うん、コモディティ関連株や割安株でも十分成長するよね。
 割安だし安定してるし、今はこいつらで遊べばいいか。」
といった感じなりそうです。


ただ、タイミングとしてはそんなに長くはありません。
また、一旦金利が上昇して、また下がってしまうケースも考えられます。


そして、低金利時とは逆で中央銀行などの態度はタカ派になりがちです。

経済にはアゲンストな風が吹くでしょう。

基本的に投資家はリスクオフになり、将来の収益よりも、今の収益に注目しがちです。

株であれば、既に安定した高い収益があり、不況でもプライシングパワーのあるビジネス等です。
ブランド力の高いビジネスですね。

インフレのペースが強くピークアウトするまではコモディティ関連の企業の株も人気になります。



バブル時

金利が上昇しきったタイミング(バブルの時)では、債券(より長期で、より格付けの高い債券、長期の米国債等。)がベターかと思えます。

金利は高いので債券の利息も高く、
債券価格は金利と逆相関関係がありますので、バブルで金利が高くなっているという事は、債券価格は超割安になっています。

もし債券に長期投資するならBestなタイミングですね。


しかし、このタイミングは難しいので、VYMのような割安株のインデックスファンドをそのまま保有し続けても良いと思えます。

金利がさらに上昇するなら、債券価格は下落して、債券投資家は損をしてしまいますからね。

ただ、金利が上がれば借金コストが上昇するので、バブルはそう長くは続かないとは思えますが。


バブルが弾ければ、国や中央銀行は銀行を助けて経済を活性化させるために、金利を一気に下げます。
債券投資家は大儲けですね。
株は今まで高かった分、物凄く下落しています。

そうなれば、債券を売って、また成長株を買います。


タイミングとしては非常に短く、また、バブルになるのはだいたい10年に1回くらいでしょう。
(米国債買うよりも、日本円という手も。)


具体的には、EDV等が良いと思えます。



金利とは?

上記で言う金利ですが、広い範囲で考えるのが良いと思えます。

米国政策金利であるFFレートや米国10年債利回り等の動向に注目するのが良いかもしれません。

FFレートの予想はCME FedWatch Toolというサイトから確認できます。

また一般的な政策では、インフレが高まってから利上げをしますので、インフレ率などにも注目し、「インフレ退治の為に利上げが必要か?」みたいなニュースに注目するのも良いかもしれません。

基本的にはFRBの姿勢が、ハト派(景気重視)ならグロース株、タカ派(インフレ退治を重視)ならバリュー株、というイメージで良いかと思えます。

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