ようこそ、 株式会社 浜松FP事務所 です。

ボラティリティ

ボラティリティという言葉に注意!


ボラティリティとは?

ボラティリティとはそのアセットの価格の変動の度合いを示す言葉です。

変動が大きいという事はボラティリティが大きい事を意味し、変動が小さいというとボラティリティが小さい事を意味します。



ボラティリティを意識しすぎての失敗

これは私の個人的意見ですが、投資で損をするほとんどボラティリティを意識しすぎている為のモノだと思えます。


例えば「S&P500のリターンには満足だが、ボラティリティが大きいのが心配」だとします。

じゃあ、ボラティリティを小さくするためにS&P500に投資している資産を一部S&P500とは逆に動きそうなアセットに振り分けるとします。

でも長期投資なら株式が最もリターンが高いのは常識ですから、S&P500と逆に動きそうな別のアセットを探しても、そのリターンは長期的にS&P500に劣るでしょう。

そうなると長期投資の目線で考えれば、ボラティリティを気にして分散した事で、その分リターンを失っていることになります。


二兎を追う者は一兎をも得ずということわざがあるように、高リターンを維持してボラティリティを小さくするというのはナンセンスだと思えます。



金融は自分の都合を優先してはダメ!

これは私の考えですが、「金融は自分の都合を優先してはダメで、相場は乗るモノ!」だと思えます。


投資効率自分の都合を天秤にかける際に、自分の都合を優先するケースの多い人が居らっしゃるかもしれません。

例えば、

ボラティリティを低く、より損をしない、より安定した運用をしたい。」
「シャープレシオの良い、低リスクで効率の良い運用がしたい。」

と考える人も多いのでしょう。


でも、私の周りでそういった人で投資成績が良い人は一人もいません。

そのようなマインドの人の95%位か、それ以上は、

ただ単にS&P500のインデックスファンドに集中投資している人よりも、運用成績で劣るのではないでしょうか?


長期投資では、S&P500の様なベストであろう投資対象のボラティリティを小さくする為に、相対的な動きをする別の投資対象に分散すればするほど、ベストからは遠ざかっていきます。


S&P500にはダウンサイドリスク(私の考えではフォワードPERで15倍弱程度)があります。

為替リスクもあるでしょう。


しかし、リスクから下手に逃げれば、とてつもない機会損失のリスクを負う事になるでしょう

自分の都合で楽をしてはダメなのです。

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional