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世界の運用成績

 世界の運用成績


 世界の投資の利回りは約6%/年?

世界的にベストセラーになったトマ・ピケティの著書で21世紀の資本によれば、世界のあらゆる種類の投資を平均した収益率の中央値は

『インフレ率プラス4~5%/年程度』

と記載されています。

非常に有名な下記にグラフのの数字がそれにあたります。


画像の説明
(引用: トマ・ピケティ 21世紀の資本 画像データ引用:一億人の投資術さんのサイトから)


※この数字は税金が除かれていますし、金融機関の手数料コストも除かれているでしょう。


上記を円ベースで考えた場合、日本のインフレ率を仮に年1.5%と考えれば、投資の利回りは単純計算(4.5%+1.5%)でザックリ年6%程度になります。



年6%以上儲かってる?

投資(資産運用)で上手くいっているかどうか? を考えるのであれば、「プラスか? マイナスか?」ではなく、

年平均+6%よりも 上か? 下か? で判断すべきなのでしょう。


もし下であれば、修正するノビシロは大いにあると思えます。


因みに日本の歴史では、東京と大阪に株式取引所が出来たのは1878年だとされています。

今が2024年ですから、約146年が経過しているワケですが、

もし年6%で運用できていれば、資産は約4576倍(+457,500%)にまで増えていた事になります。


自分達の周囲の環境がそんなウハウハな状態になっていないのであれば、その周囲での常識で運用するのはナンセンスなのでしょう。

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